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「排除」ではなく「見抜く」力を!

 ミニバンブームの火付け役となった「オデッセイ」、そしてコンパクトカーの火付け役となった「フィット」をこの世に送り出した本田技研工業は、現代の若者には「ファミリーカー」のメーカーという印象が強いかもしれませんが、もともと本田技研工業は、F1での実力が示すように「スポーツカー」がお得意のメーカーであり、さらに最初はオートバイメーカー(現在も販売していますが)であって「ファミリーカー」とは程遠いメーカーでした(私は昔の方針の方が好きでしたが…)。

 本田技研工業の創業者は言わずと知れた本田宗一郎氏ですが、あるバッシングを受けることになります。それは暴走族が全国各地で増え広がっていった頃「バイク三ない運動」という、高校生がバイクを「乗らない」「買わない」「(免許を)取らない」という運動が盛んになりました。私が高校生の頃も免許取得すら禁止でした。ちなみにこのような校則は法的に問題があります。特に公立の場合は、国が16歳で二輪免許取得を認めているのに、県立とはいえ同じ公的機関である学校が勝手に禁止するというのは、私から言わせればただの横暴です。「高校生は運転技術がまだ未熟です!」という言葉を学校関係者から実際に聞いたことがあります。???意味がわかりません!本当に16歳が未熟というのならば、国が制度を見直さなくてはなりません。でも「高校生は…」って!?他の16歳は違うとでもいうのでしょうか?

 そして「三ない運動」の結果、全国のPTA団体によってバイクメーカーに対する徹底的なバッシングが行われ、特に世界的なバイクメーカーであるという理由で、本田技研工業及び創業者である宗一郎氏に対するバッシングは「暴走族の親玉」と言われるほど壮絶なものでした。しかし宗一郎氏はこのバッシングに屈することなく「高校生から教育の名の下にバイクを取り上げるのではなく、バイクに乗る際のルールや危険性を十分に教えていくのが学校教育ではないのか」と訴え続けました。確かにその通りだと思います。彼らから免許やバイクを奪っても、バイクのルールや危険性を学ばなければ、無免許で盗難車を乗り回すことになるだけであり、現実もそうでした。

 現在は、一部の暴走族が猛威を奮った地域を除いてこの運動は無くなる方向ですが、今度は国の規制が厳しくなっていきます。そして世界一厳しいとも言われる日本の排気騒音規制が、今年度さらに規制強化されまして「加速騒音が84デシベル以下」となりました(2010年4月以降に登録された車両のみ)。今までは近接排気騒音(停車時にエンジン回転を上げた時の音量)が94デシベル以下となっていましたから、相当な規制強化です。近接排気騒音は94デシベルのままですが、当然のことながらバイクは(4輪もですが)加速して負荷がかかった時の方が音が大きくなりますから、近接排気騒音も相当な数値に下げる必要があります。

 「静かになるんだからいいじゃないか!」と思うでしょうが、バイクは自動車ほど排気量に余裕がありませんから、騒音規制は相当なパワーダウンに直結します。これは同様に世界一厳しいともいわれる日本の排ガス規制と相まって大変なことです。大型バイクは規制内に抑えても排気量に余裕がありますから、十分乗れますが、250cc等の小型バイクは大幅なパワーダウンです。私が乗っている20年前の250cc(45馬力)で高速道路を100km巡航するのはそんなに大変ではありませんが、現在の250cc(せいぜい30馬力前後)は、相当なストレスを感じることでしょう。

 「でも、爆音を轟かす車両が減ればいいのでは?」と思っている方も多いと思いますし、国の意図もそうだと思いますが、それは誤りです。一般的な基準で「何だ!あの爆音は!」と聞こえるようなマフラーの音は、殆どが規制前の基準でも、すでに数値を超えてしまう不正改造であると思っていいです。ちなみに音に敏感な人を基準にしたらキリがありませんので論議の対象外です(笑)。だって、電車の高架橋を通過するときの音量が約100デシベルですよ!なのに「何だ!あの爆音は!」と聞こえるようなマフラーが94デシベル以下だと思いますか?多くのライダーはたとえマフラー等を改造しても、ちゃんと規制内での改造です。規制を守らない人々をターゲットに規制をきちんと守っている人たちまで巻き込んで「悪い所だけ切除するのは難しいから、周りの部分も一緒に切除しましょう!」という改正の仕方に私は疑問を感じます。

 私たちは時に困難や危険と遭遇します。「そんなのなければいいのに…」と誰しも思うことでしょう。しかし、神様はそのようになさいませんでした。それは私たちが成長する為です。何もなければ確かに過ちを犯さないかもしれません。しかし神様に対しての思いもきっとなくなってしまうことでしょう。私たちは多くの困難を通し、神様への信頼を養っていくのです。また先程の本田宗一郎氏の場合もそうですが「正しくない!」といって邪魔なものを一つひとつ取り除いていっても、本質的に何が真実であるかを知らないと、また新たな偽りを生むことになります。100の不真実を覚えても101個目の不真実が出てくるだけです。しかし、たった一つの真理を知ることにより、すべての偽りを見抜く力を養う事ができます。やはり教会のたった一つの真理である「みことば」こそが教会の土台であることを思わされることです。
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Author:☆ヤマちゃん☆
車・バイク好き牧師

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