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元の意味から変化するもの

 車の運転技術に「ドリフト走法」というものがあります。コーナー手前で後輪タイヤを意図的にスリップさせて、コーナーの内側に車が傾くところを、ハンドルをコーナーの向きとは逆側にきって(カウンターステアと言います)、前輪タイヤを外側に向けてコーナーを走り抜ける走法です。夜の峠などいくときっと今でもドリフトを楽しんでいる人たちがいます。タイヤを意図的にスリップさせるので、下手すれば一晩でタイヤが終わります。勿論、公道なので違法行為です。私も若かりし頃はそれで楽しんでいました(反省…)。皆さん、そのような行為はサーキットで楽しみましょう。ちょっとそのような若者側の視点から言うなら、金銭面でも、距離の面でも、もっと、サーキットが身近になればいいのになぁと思います。


文章だとイメージが沸かないと思うので一応動画を…こんな感じです。コーナーで前輪が曲がる方とは逆の方に切れているのがわかるでしょうか。


 さて、このドリフト走法ですが、じつはお遊びの為に編み出されたのではなく「危険回避」の為に編み出されたテクニックです。雪国で運転する方なら分かると思いますが、雪道で曲がろうとしたら(特に後輪駆動車)後輪が外に流れてスピンしそうになった、あるいはスピンしてしまったということは雪国では多くの人が経験することだと思います。しかし、このドリフト走法のようにして、ハンドルを曲がる方向と逆の方向に切ることによってスピンを防ぐことができます。あまりタイミングが遅いと意味がありませんし、ハンドルを元に戻すのが遅れると、今度は逆側に振られてしまいます。まぁ、これはあくまでも緊急回避としての手段なので、滑りやすい路面では十分に減速するのが一番です。

 そのような危険回避の為のテクニックが、現在はいつのまにかお遊びの一つになってしまったわけです。そして今ではお遊びであったものが、本格化してモータースポーツにもなって、ドリフト専門の大会が行われるぐらいです(もちろんサーキットでですけど)。ラリー等は、上の動画を見てもらえばわかりますが、滑りやすい路面を走ることが基本なので、ドリフト走法の技術は必須です。

 教会には、元の意味とは変わってしまったものを用いているものが多くあると思います。それは二通りに分かれます。一つは元の意味は違うけど、教会の働きの為にはその変化が有効な場合です。代表的なものは「十字架」です。十字架の最初の意味は死刑の道具でした。しかし、イエス・キリストが私たちの罪の為に十字架にかかって下さったことにより、その意味は死刑の道具から、救いの象徴となりました。教会には必ずと言っていいほど内外に十字架がありますし、十字架のネックレスを「死刑の道具」として付けている人など今はいません。

 二つ目は、その意味が変化したことによって、教会の働きにふさわしくないものとなってしまうことです。例えば「絵画」です。聖書のことや登場人物を題材にした絵画は多く存在します。それらを描いた画家はきっと、その聖書の教えの素晴らしさやその人物の素晴らしさを描きたかったのだと思いますが、時代とともにその描く意味が変わっていき、いつしかそれは「聖画」と呼ばれるようになりました。そして時にその絵画自体が崇拝対象となってしまったりします。聖画そのものが悪いわけではありません。最初の意味のように、その絵を通し、その背後の神をほめたたえることができれば問題ないのですが、人は弱いのです。やはり、目の前のものが気になってしまうのです。これは賛否両論あることなのですが、私たちプロテスタント教会は「絵画」や「像」を崇拝対象にはしません。

 きっと聖書も、今まで多くの写本が発見されているにも関わらず「原本」が発見されなかったのは、記されているみことばではなく「これがあの弟子がしるした福音書か~!ありがたや!ありがたや!」というような偶像礼拝につながらないように神が隠されたのではなかと私個人の意見で根拠はないですが、そんなことも思っています。元の意味が何であるか?そして現代では、そのことはどのような意味をもたらしているのか?そのようなことも時には考えてみることも必要なのかもしれません。
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☆ヤマちゃん☆

Author:☆ヤマちゃん☆
車・バイク好き牧師

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