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フィードバック

 先日、トヨタ自動車のF1撤退の発表がなされました。上方修正されたとはいえ、赤字決算の中で年間数百億とも言われるF1参戦は厳しかったのでしょう。現実は現実として仕方がないのですが、車好きの私としては少々残念です。一足早くホンダもF1を撤退しているので、これで日本のメーカーがF1から姿を消すことになります。たとえ1億円持っていたとしても日本車に乗りたいと思っている日本車びいきの私としては寂しい限りです。

 そもそも、モータースポーツは、経済的余力のある自動車メーカーが宣伝や娯楽のためにやっているものと思われがちですが、決してそうではありません。(目的の一部ではありますが・・・)F1なんかはメーカーにとっての「走る実験室」なんて言われたりもします(撤退されないために苦し紛れに言ったらしいですが・・・)。つまり、F1の現場で自動車に関する最新技術が開発され、導入され、やがて市販車に応用されたりすることも多々あります。代表的なのはホンダのVTECエンジンです。この下の説明は車好きでない人は飛ばして下さい(笑)。

 このVTECという機構は、カムシャフトのリフト機構をエンジンの回転数によって・・・といっても難しくなりますので、なるべく簡単に説明しますと、普通のエンジンは空気をエンジン内に入れる時間というものは1回転数あたり一定です(これを制御しているのをカムシャフトと言います)。しかし、高回転域のエンジンに勢いがある時は、少し空気を入れてあげる時間を長くすると空気の流れの勢いで、より多くの空気が取り込め、それだけパワーが出るわけです。低回転でそれをやると、空気に勢いがないので逆に空気が押し戻されてしまいます。しかし、カムシャフトの構造上、1回転あたり空気を入れる時間というものは固定されていしまいますから、低回転を重視して空気を入れる時間を短くするか、低回転を犠牲にして、高回転型のカムシャフトにするかしかありません。

 しかし、このVTEC機構は、カムシャフトに特殊な制御をして空気を取り込む時間を変えられるようにすることができるのです。低回転では空気を入れる時間を短くして、高回転になると少しその時間を長くし、より多くの空気を取り込み、低回転でも高回転でもパワーを出すのが狙いです。私も以前、VTECエンジンのシビックに乗っていましたが、その効果は凄まじいものです。なんせエンジンはノーマルのままで、スピードリミッターを解除しただけで200キロ以上出ましたからね。普通の1600ccでは、そんな車ありません!あっ、ちなみにこの出来事は私が牧師になるよりも、ずーと以前のことなので、今はそんなことはしませんよ!!

 この機構は、制御の仕方によっては、回転数に応じた空気とガソリンの量を最適に出来ますから燃費向上にも役立ちますし、実際にその狙いもあります。これは今ではどのメーカーでも使用されているぐらい一般的な技術となっています。F1へのブリジストンのタイヤ供給なんかも、いかにグリップ力を落とさずにタイヤの磨耗を抑えるかとか、ある程度ではあると思いますが、フィードバックされていると思いますよ。

 しかし、そのために企業そのものがなくなってしまっては意味が無いですから、仕方がない決断なのでしょう。また、近年の環境への配慮から、エンジン開発から、モーターなどへの開発にコストがかけられるようになったのでしょう。今はまだ、ハイブリットカーがやっと増え始めてきたところですが、将来、電気自動車が一般的になったら、F1もモーターで走るようになって、また多くの自動車メーカーが参入してきて・・・みたいなことになったら面白いなぁなんてことを個人的に思っています。

 聖書の教えは新約でさえ、今からおよそ2000年も前のものです。現代と文化も違えば、字義通りに受け取るべきではない部分もあるでしょう。しかし、聖書は決して変わらない真理です。クリスチャンはそのみことばを実生活にフィードバックさせる必要があると思います。例えば使徒の働きに記されている初代教会の姿は、互いに財産を差し出し、共同生活をし、いつも祈り、食事を共にしていました。そのような生活はすばらしいですが、現実に私たちがそのようにしていくわけにはいきません。だからといって「これは聖書の世界だから」といって無視してはならないのです。これを自分自身に「フィードバック」させる必要があります。つまり、初代教会と全く同じことはできなくとも、そのスピリットを学び、現代の教会形成に生かしていくということは大切であると思います。

 聖書の記述と私たちの取り巻く環境とのギャップがあることは事実です。しかし、「同じことなんてできない!それは理想論だ!」と言って、都合のいいようにばっさり切り捨てるのではなく、聖書から、もう一回自分に戻し、「このみことばは、今の私にとって何をすることが求められているのだろうか」といって、フィードバックさせることが必要なのではないでしょうか。


 でもF1の一番の目的は「誰よりも速く!」という情熱なのだと私は思います。
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