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その憤りは正しいのか

あるテレビ局の報道番組で沖縄に来る外国人観光客相手の違法ガイドの事が取り上げられていました。留学生として沖縄に来た若者がそのまま違法ガイドになってしまうことが多いようです。その影響が正規に営業している観光業に出ているようです。

それはそれで深刻なのですが、私がもっと気になったのは潜入取材です。番組の外国人スタッフを使って観光客を装い、実際に無資格でのガイドや白タクなどの違法サービスを受けながらさりげなく質問していくというものです。

これって違法なんじゃないですかね。取材するだけならまだしも、違法だと明らかに認識しながらそのサービスを受けているのですから、違法行為に加担しているわけです。番組では映らなかったけど確実にお金を払ってるでしょう。でないとトラブルになって番組どころではなくなりますからね。

こういった潜入取材ってよくありますよね。違法な客引きに実際にのってしまったり、いわゆるボッタクリバーに潜入して実際に高額な料金を支払ったりなど、いかにも悪を暴いで正義感を振りかざしたかっこいい報道のように見えても、それらは自分たちが違法行為だと認識している以上は、それは違法行為に加担しているのです。違法行為を暴く正義のために自分たちが違法行為にのっていいなんてことは本当はあってはならないんじゃないかと思います。

クリスチャンの皆さん。隣人が過ちを犯した時、憤りを覚えることはないでしょうか?誰しもあるでしょう。でももしその憤りの理由をあまり考えずに感情をそのまま相手にぶつけてしまった時、今度は自分がその隣人に対して過ちを犯してしまうことになるのです。そしていつのまにか理由なんてどっかいってしまって相手をやっつける目的にすり替わってしまうのです。

もちろん、心に思っているだけならいいということではありませんが、相手にその感情をぶつける前に、その怒りの理由をしっかりと考えるべきです。そしてもしそれが本当にみことばの正義からくるものであるならば、相手が罪を悔い改めて神に立ち返るには何が最善であるのかを考えましょう。相手の行為が神の御前に正しい行いではないのだとしても、それを正すために自分が神の前に正しくない行いをなしたのであれば、それはとても悲しいことです。

自戒の意味も込めてです。


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