スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ちゃんと多角的に検証しましょう

先日、某大手新聞記事で「ハイビーム使用を…横断死亡96%が「下向き」」という記事を見かけました。警察庁も原則ハイビームを重点的に呼びかけていくとのことです。私も原則ハイビームに異論はありません。でも、こういう記事があると警察庁がいう「原則」を勘違いする人がいるのでないでしょうか。

ここでいう原則とは常にではなく「前方の車や対向車がいない時」を指すわけです。そして、横断歩道があるような街中の道路の多くは対向車や前方に車が走っている場合がほとんどです。ですから横断歩道の死亡事故96%がロービームだったというのはいわば当たり前のことです。それをあたかもロービームで走っていたことが事故の原因であるかのような記事の書き方は事故に対して誤った認知を与えてしまいます。この96%の内、対向車も前方に車もいなくてなおかつロービームだった車の割合を示さないと何の意味も持たないデータです。

逆に対向車がいる時にハイビームにすると眩しくて余計に危険が増します。さらには対向車同士のヘッドライトで歩行者が全く見えなくなってしまう蒸発現象が起きてしまいます。おそらくこういった記事に賛同する方々の多くは免許を持っていないか、あるいは普段は殆ど運転をしない方なのではないかと思います。あくまでも推測ですが、この記事を書いた記者も都心に住んでいて普段は車を運転しない人なんじゃないですかね。

ロービームで歩行者の発見が遅れるのは事実です。でも対向車が常にあるような市街地の道路はハイビームで走ることはできません。なのに、街中でもハイビーム推奨を煽るような記事は本当に迷惑です。ではどうすればいいのでしょうか。簡単なことです。歩行者がいるような街中ではスピードを出さなければいいだけの話です。

同じ記事の中には時速80キロで走っている時のハイビームとロービームの障害物に気付いて停止できる距離の比較がされてましたが、制限速度が80キロの道路に横断歩道なんてありませんから意味のわからない実験です。市街地の制限速度はそれなりに低めで設定されていると思いますし、郊外の制限速度が高めの場所は横断歩道がないか、どうしても設置が必要なら信号機があると思います。

一つの原因を示し、あたかもそれが一番の原因のように思わせるような手口には注意が必要です。みことばも、都合のいい一部分だけを抜き出して偏った思想に流れていく傾向がないとも言えませんから気をつけなければなりません。


スポンサーサイト
プロフィール

☆ヤマちゃん☆

Author:☆ヤマちゃん☆
車・バイク好き牧師

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
最新記事
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。