スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

そんなに早く結論出さなきゃダメですか?

 最近、私は時折、原発についての意見を申し上げていますので、私が原発推進派だと勘違いされている方もいるかもしれないので、一応念の為に言っておきますが、賛成か反対かと問われれば「反対です」と答えます。ただ、今すぐ賛否を決めろ!…言われればの話であって、実際はそんなに簡単に答えが出せる話ではありません。しかし私は今、キリスト教界は反原発に関して暴走しているのではないかという懸念を抱いております。どこの教団でも問答無用の反原発一辺倒です。教団所属教師に論議する機会すら与えず、一方的に声明文を出すという教団が多いように感じます。

 そんな立場の牧師を「命にかかわることを放置しておいて、教会の財政や人数に影響を受けないようなことばかりを考えることは、本当におかしなことだ」と「あなたは人の心が読めるのですか?本当にそういう牧師たちばかりなのでしょうか?」と言いたくなるぐらいはっきりと一刀両断する方もいらっしゃいます。本当にそう思っている牧師がいないかと言われれば自信がないですが、少なくとも私は、教会の財政や人数のことを考えて公に反対表明しないわけではありません。本当にまだ結論を出すには情報としても、私自身の知識としても、聖書的な見解としても、まだまだ考えさせられることが多いんです。

 こういう発言を述べると「福島県民の苦しみを考えていないのか!」という感情論に持ってくる人の声が聞こえて来そうですが、私が牧会する教会にも福島県出身の方がいらっしゃいますし、最近、福島県から避難してこられた方が教会に集うようになりました。生まれた頃からの付き合いである福島県で牧会しておられた友人もいます。当時者の苦しみが全てわかるといえば、私なんか全然知らない苦しみが多いのだと思いますが、少なくとも福島の事故を無視して反対という結論を出せないわけではありません。本当に大きな問題で、大切な問題であるからこそ「教会は反対であるべきだ!」みたいな短絡的な結論は出したくないだけです。

 一応、聖書的見解もキリスト教界からいくつか出されていますが、多くが私を納得させるものではありません(すべての意見を否定しているわけではないです)。たとえば、良く言われていることは「原発は人が管理すべき限度を超えているから、みこころに反する」という解釈…先日の記事でも申し上げましたが、その論法だったら何故、この日本が自動車社会になってもう半世紀以上経ち、おそらく今までの交通事故死者数は数十万人にのぼり、いまだに年間4000人以上の死者数を出している自動車を否定しないのでしょうか?あとは…いっぱいありますが、あまり言い過ぎると何か私が反原発そのもの否定しているようにとられてしまうのでやめときます。

 どこぞやの声明文は「財界、政界、そして学界の利権構造があり…」なんて言っていますが、関係者本人たちが公でそのように認めたのですか?客観的証拠があるのですか?結果的にそれが真実であったとしても。「そんなの火を見るより明らかだ!」と思っても、本人たちが公に認めていない以上、公の文章で絶対に言ってはならない発言です。

 何度も言いますが私は原発推進派ではありません。結論が出れば、おそらく「反対」となるのでしょう。しかし、自分で客観的に、そして聖書的に納得できる理由がはっきりと出来るまでは、まだまだ答えは出したくありません。そして反対をするにしても今までの原発発電を「罪」と定めることはしないでしょう。それを認めてしまうと科学技術の先駆者たちの苦労を踏みにじり否定することになります。私たちの生活はたとえ原発がなくなってもあらゆる科学技術によって支えられるでしょう。だから反対はしても「断罪」は出来ません。それとも科学技術の分野は原子力の分野だけが罪で、あとは罪ではないなんて都合のいいことを言うのでしょうか?願わくはキリスト教会が反原発を唱えるにしても過去の技術者に敬意を払いつつ、より安全な社会へ…という前向きな姿勢となることを願います。

 私が所属する同盟教団では「理事会見解」として反原発を唱えています。あくまでも私は教団全体としての見解とは受け取っていません。だってこんな大事なことは教団総会で議論し決議されるべきですからね。当然です。だから今のところは「理事会見解」に留めている…そう信じていいですよね?
スポンサーサイト
プロフィール

☆ヤマちゃん☆

Author:☆ヤマちゃん☆
車・バイク好き牧師

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク
最新記事
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。