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受け皿と個性

 輸入車は車もバイクも故障率が高いです。欠陥も割とあります。昔に比べれば格段に少なくなりましたが、それでも国産車に比べれば不具合が発生することが多いです。そもそも国産車がオーバークオリティなので輸入車は一概には駄目とは言えませんし、事実、日本車が世界中で人気がある一番の要因は、性能でも燃費でもなく故障が少ないことです。

 しかし、輸入車の場合は、国産車にはないメリットがあります。それは部品供給力です。日本の法律では、そのモデルの生産終了から7年間は部品を製造しなければならないという決まりがあります。絶版になっても最低7年は修理可能であるということを意味しますが、逆に言うと7年を過ぎると部品を製造する義務はないということです。なので不人気車なんかはすぐに部品供給がストップしたりします。故障や欠陥の少なさも仇となって、10年以上乗ってようやく不具合が発生していざ修理を…と思っても既に部品がない!…なんてこともたまにあります。

 一方、輸入車は故障や欠陥は国産車より多いのですが、その分、繰り返し部品を供給していく中でだんだん改善されていったり、故障が多いが故に、部品製造が大切ですから、たとえ実動車両台数が少なくなってもかなり長い期間部品供給をしてくれます(全てのメーカーというわけではありませんが)。20年落ちのバイクの部品が普通に出たりします。その代わり故障場所によっては部品が日本に納入されるまで1カ月とか2カ月とか待たされたりしますが、欠品されるよりは全然いいです。まぁ、その車やバイクが気に入って20年とか乗ろうとか思うわけでないならやはり国産車の方が安心ですね。

 もう一つの輸入車と国産車の違いは、その設計思想にあると思います。国産車は学校の総合テストで例えると平均80点主義といった感じで、すべての車ではないですが、誰が乗ってもそれなりに操れて満足できるような設計になってます。私は大型バイク一台目がスーパースポーツという過激なカテゴリーのバイクでしたが、さすがは世界のホンダだけあって、大型初心者が乗っても難なく乗ることができます。車もあらゆるユーザーを想定して、デザイン、性能、乗りやすさ、燃費、静粛性等、飛び抜けたものが無くとも合格点に達するような作りです。

 一方、輸入車は、たとえ他の部分で60点、70点ということであっても「この部分であれば100点満点です!」というような設計思想のものが多いです。特にバイクメーカーはその傾向が強いです。私のバイクはイタリア車ですが、20km/h以下ではできれば走りたくない…といったぐらい低速が手こずります。その代わりある程度エンジンが回ると、独特な鼓動と共に気持ちのいい加速をします。それに大型バイクのクセに走りに関わるような部分以外の装備がものすごい質素です。その分、車重が軽く、900ccのクセに400cc並みの重さです。大きさに関しては250cc並みかも…つまり、「気に入らんのであれば他のメーカーのバイクを買ってくれ!」と言わんばかりに割り切ってるんです。フェラーリとかランボルギーニとか、マフラー変えてなくても凄い音を発していると思いますが、それも「静かな車がいいんだったら別に買ってもらわなくてもいいですよ!」ということなのでしょう。

 それぞれの国民性をあらわしているようでおもしろいです。あらゆる面での汎用性を求めるのであれば国産車がいいのかもしれませんが、ある程度の趣味性を考え「この部分だけはこうあってほしい!」というこだわりがあるのであれば輸入車も面白いのかもしれません。私は車であれば国産車が好きですけどね。しかし、近年の輸入車は個性を生かしたままで、乗りやすさやクオリティ等が上がってきていますからメーカーが「たくさん売れればいい!」という幅広い支持を得る汎用性だけを求め続けたら、私も好みが変わってしまうかもしれません。がんばれ!国産メーカー!

 今日は受け皿と個性の話でした。初期段階での魅力も大切ですがたとえ不足がありながらも確かな受け皿があり、長い目で見て有益となること、全ての部分でも合格点は出せないかもしれないけど「このことであれば!」という個性を生かすということ…教会の宣教の働きにも通じると思います…が、どうでしょうか。
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Author:☆ヤマちゃん☆
車・バイク好き牧師

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