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「国内仕様」と「輸出仕様」

 私のバイクは結構古いバイクです。教会員の方のご家族に私が乗っているバイクのメーカーで設計をやっておられた方がいて、もしやと思って聞いてみたらまさに関わっていたようです。「キャブとエアクリは僕がやったよ」とのこと。

 そして、次にお会いした時にはエアクリボックス(空気を整流してエンジンに送り込むための部品)の設計図を持ってきて見せてくださいました。「おおっ!まさに私のバイクだ!」とちょっと感動です。「ここの部品とここをこうすると輸出仕様になるんだよ」等、さすが当事者です。あとで調べてみたらちょっと部品変えれば結構簡単に輸出仕様になるようです。いつかやってみようと思います。

 知らない方は「輸出仕様??」となるかもしれませんが、当時の国産バイクは行政からの指導で排気量ごとに最高出力を自主規制していました。ちなみに私の乗っている750ccだと上限が77馬力です。本来は普通に100馬力近く出るであろうポテンシャルを空気を入りにくくしたりして意図的にパワーを落としていたわけです。はっきり言って意味のない理不尽な規制でした。当時の事故増加の原因は「運転の仕方」で、無茶な運転をする人は何を乗っても事故を起こします。最近の統計での事故率は大型バイクよりも原付等の小型バイクの方が増加傾向にあるぐらいで、馬力との因果関係はあまりないと思います。「だってパワーあると万が一事故を起こした時に重大事故になるんじゃないの?」という指摘も意味がありません。それを言ったら飛行機なんて事故率がものすごい低いですが墜落したら終りですから「飛行機なんて危険だからなくせ!」と言っているようなものです。

 しかし海外はそのような規制がないところが多いので、本来の仕様のまま輸出します。つまり輸出仕様が特別何かを施しているのではなく、国内仕様がパワーを抑えるために特別な処置をしているということです。現在は、その理不尽な馬力規制は撤廃されているので、本来の姿で乗れるか…と言えば、今度は世界一厳しいとも目される日本の排ガス・騒音規制によりやはり本来のままでは出荷できません。でも国内仕様はかなりの安全マージンを残して規制に対応させているので、車種によっては輸出仕様でもそのまま国内でナンバーを取得できます。それがいわゆる「逆輸入車」です。前の私のバイクが逆輸入車でした。現在も国内仕様と逆輸入仕様との両方が流通するバイクも多くあります。逆輸入でしか手に入らないバイクはもっと多くあります(国内よりも海外の方が圧倒的に売れるため)。いい加減、このような「ダブルスタンダード」にたいなややこしさをなくしてスッキリして欲しいです。
 
 逆輸入というわけではありませんが、日本のクリスチャンの中には日本で育ちながらも海外で信仰を持ち、日本に帰国して日本で信仰生活する人も結構います。しかし、日本での信仰生活を続けられない人も多くいます。その原因は自分が信仰を持った国の教会と日本の教会とのギャップによるものです。では、どちらに原因があるかと言えば「それは日本の教会だ!」という意見が大半を占めると思いますが、私としては、それは必ずしもそうではなく、非常に難しい問題であると考えます。

 確かに、日本の教会が他の国の教会の文化を無視して、そこで救われた人々の為に何の方策も練らないということは良いことではありません。しかし、そのために日本の教会の文化を変えるというのもおかしな話です。私は、教会が柔軟に対応すべきところと、帰国者クリスチャンへのしっかりとした教育の両方が必要であると思います。いくら日本の教会の文化だからといって柔軟に変えても差し支えないところまでも守る必要はありませんし、他の国の教会の文化の良い部分は積極的に取り入れるのも時には大切です。

 そもそも日本の教会の文化と思っていても、日本のプロテスタント教会の歴史はわずか150年余りです。当時の宣教師の国の教会の文化に多大な影響を受けていることは間違いありません。それが悪いことであるとは思いませんし、今も海外からの帰国者クリスチャンによって良いものを日本の教会に持ち帰ってきてもらうことは日本の教会にとっても有益です。

 しかし同時に帰国者クリスチャンへの教育も大切なことです。「自分は何をもってキリストを信じたのか?」ということです。少し乱暴な言い方をしますが、教会や牧師、あるいは集う信徒の色合いで信仰を捨て去ってしまうようでは、いったいキリストの何を信じたのかということになります。「日本の教会は賛美が古典的だ!」とか「日本の教会は一般向けの活動が少ない!」とか比べてしまえば多くの課題はあります。しかしそれはキリストを否定する理由となってはいけません。その辺りをしっかりと知ってもらう必要があります。課題は課題として日本の教会は真摯に受け止めつつ、不完全なところばかりに目を向けるのではなく、教会のかしらであるキリストに目を向け、信仰生活を全うできるように導いていくべきではないでしょうか。
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☆ヤマちゃん☆

Author:☆ヤマちゃん☆
車・バイク好き牧師

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