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ダメなものはダメ!

 先日、北海道で一家5人が死傷するという事件がありました。一家5人の内の4人が死亡し、残されたのは次女ひとりという何とも痛ましい事故です。一日も早く回復することを祈ります。

 この事故は、ある意味「事件」と言っていいような事故です。事故を起こした加害者の車は飲酒していた上に100キロを超えるスピードで赤信号を無視したとされています。まだ本人が認めていないので断定はできませんが、少なくとも青信号だったとか過失だとかいう言い訳が通用するような状況ではありません。さらには後続車の車も同様に交差点に突っ込み被害者の車から投げ出された長男を轢いてしまい、そのまま蛇行運転をして引きずって長男を振り落し逃走…考えただけでも恐ろしく痛ましい状況です。

 そもそも事故を起こしたのは前を走っていた車であって、自分ではないのに「人を引いた認識はない」と言いながら「任意保険に入っていなかったから逃げた…」というのはおかしな話です。ましてや事故を起こしたのは友人であるわけですから、自分が人を轢いていないというならば任意保険に入っていないから逃げたというのはつじつまが合いません。人を轢いた認識がないなら普通は止まって友人を心配するはずです。ですから、まぁ、真相は皆さんの想像通りであり警察の調べの通りであるのだと思います。

 危険運転致死傷罪は立件が難しいのですが(無免運転での死傷事故でも立件ができなかったぐらい)、今回の場合は飲酒したうえで猛スピードで赤信号に突っ込んでいるので、お酒のせいにせよスピードのせいにせよ制御が困難な状態での運転、そして信号無視という重大な交通違反があるので、立件され、さらに認められる可能性が高いと思います。ですが危険運転致死傷罪の最高刑が20年に引き上げられてからしばらく経ちますが、こういった事故はなかなかゼロにはなりません。「自分は大丈夫!」と思っているんでしょうか。変わり目でもない完全な赤信号に二台そろって突っ込むということは、そういう判断ができないぐらい酩酊していたともいえますし、意識がはっきりしているのに突っ込んだのであればもっと悪質です。

 どちらにしても今回を機に法改正をした方がいいと個人的には思います。現在は免許の欠格期間は危険運転致死で8年、ひき逃げを加えても10年です。今回は立件できなかった運転殺人が認められても欠格期間は8年です。つまり刑期を終える頃にはおそらく免許がすぐに取得できる状態になるということです。ちょっと(だいぶ)問題ですね。私は牧師として罪は全ての罪は神の前に赦されるべきだと思いますが、犯した罪の社会的責任は負わなければならないと思います。それが一生涯背負わなければならないものでもです。個人的には今回のようなケースは免許の永久失効とかでもいいのではないかと思います。

 さて、加害者側に対しての意見はここまでにして、あまり世間では語られない被害者側に対しての私の意見を述べたいと思います。気付いておられる方も多いと思いますが、被害者の車は軽自動車です。そして今回の被害者jは5人です(4人死亡、1人重体)。つまり乗車定員4人の軽自動車に5人乗っていたということです。もちろん乗車定員を守っていれば事故に会わなかったというわけではないでしょうし加害者側に原因があるのは明白です。ですが、あくまでも可能性の問題ですが事故の被害は多少は軽減されていたと思います。

 軽自動車には4人分のシートベルトしかありません。ですから1人はシートベルトができません。さらにいうなら後部座席の二人がシートベルトをしていれば残りの一人は邪魔で座れないでしょうから、おそらく後部座席の3人はシートベルトはしていなかったと思います。実際に一人投げ出されて後続車に轢かれてしまいました。子ども3人で2人とみなすというルールは12歳未満の場合ですから今回は該当しません。今のところ後部座席の装着義務はあっても罰則は高速道路にしか適用されていませんから、このルールを守らない人も未だに多いと思います。それに除外項目も多いんですよね。例えば、人数分のシートベルトがない場合とか、高速道路を走らない路線バスとか、貨物の後部座席とかです。この辺りも徐々に法改正すべきだと私は思います。シートベルト未装着の後部座席がシートベルトをしている運転席より安全なんてことは絶対にありません。

 繰り返し言いますが、今回の事故は乗車定員を守ったからと言って防げる事故ではありません。ですが多少なりとも被害を軽減できた可能性は十分にあります。もっと言うならば今後の加害者の賠償問題で被害者への賠償が定員オーバーとシートベルト未装着で多少相殺される可能性もないとも言えないのです。

 おそらく普段から家族で出かける時は定員オーバーであったのでしょう。普通車を所持していればわざわざ定員オーバーの軽自動車で出かける必要がありませんからね。経済的に大変で、やむなく軽自動車…ということもこのご時世ですからあるとは思うのですが、だからと言って家族が全員乗れないような車を所持するのはおかしいです。家族ではたまにしか出かけないというのであれば、その時はレンタカーで普通車を借りるべきです。もし今回、被害者の車が普通車でさらに皆がシートベルトを装着していたのであれば、可能性の問題ではなく、多少なりとも確実に被害を軽減できたでしょう。法改正で軽自動車の衝突安全性が向上したからと言っても普通車には及びません。厳しいという批判は承知の上でこういう認識は私は必要だと思っています。

 我が家は3列シートのミニバンです。はっきり言って維持費は結構かかり苦労しています。でも家族3世代で乗る可能性があるうちは必要だと思っています(実際にそういう時がある)。大変ですが、そういうものだと思っています。もし、本当に維持できないのであれば、小型車にして、乗車定員を超えシートベルトが装着できないような乗車を要求されるような要件は全て断ります。独身の伝道師時代に軽自動車に乗っていましたが、定員オーバーになる送迎を断ったこともありますし、独身でチャイルドシートなんて積んでいませんから、6歳未満の子どもの送迎は全て断りました。雪道ノーマルタイヤ(東京だったのです)での送迎を要求されてももちろん断りました。傍から見ると人によっては不誠実な伝道師に見えたかもしれません(実際にそういう声も一部で聞きました)。でも「なんだ!頭の固い伝道師だな!ちょっとぐらいいいじゃないか!」と思われようとも妥協する気はありませんでした。教会というところはどうしても心情的に物事を運びたくなる誘惑があります。でもダメなものはダメなのです。

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車・バイク好き牧師

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